九州特急の終焉(最終回)


 
みなさまこんばんは
のなゆう総裁でございます。
 
さて栄光の九州特急
 
「みなさま、寝台特急「富士」号の旅はいかがでしたでしょうか
よく、お休みになられましたでしょうか?」
 
といつもの車掌さんからの、おめざめ放送
「列車はただいま定刻・・・・」
とはならず
「列車はただいま2時間ほど遅れて・・・・」
 
2時間おくれ・・・
ええええええ~~~~!!!
 
 
ふだんならもっと日が昇ってから通過する光景。
 
当然、熟睡の「のなゆう総裁」は昨日の
爆弾騒ぎも、人身事故もまったく知らず。
(いいきなもんだね)
 
 
 
下関も近くなり、いよいよ車掌さんも交代(オツカレサマデシタ)
最期の車内放送・・・・・・
 
感極まって案内が途中で終わってしまいました。
 
きっと、数々のドラマが一瞬のうちに車掌さんの胸に・・・・・
鉄道を愛する人ならではだったのでしょう。
 
車掌さん乗務お疲れ様でした。のなゆう総裁もオッサンになってしまいました。
寝台特急とであってから35年以上。国鉄がなくなって20年以上。
月日の流れるのは、本当に早いものです。
 
九州特急は、これからも数多くの人の胸に、走り続けることとおもいます。
さて、下関到着。
 
ここでの楽しみは機関車交換もさてさてですが、もうひとつの
ふぐ  (下関だから ふく と呼びましょうかね)
 
ふくめし~~~ ふくそば~~~ っておいおい
なんなんだこの状態は!
 
 
 
大行列。
目の前でどんどんうれてしまう 「ふくめし」
そば もとても全員は食えない~~~ ><  
 
そんなとき 持つべきものは友
「総裁! ふくめしを入手しました!」
 
 
おお~~~ ありがとう!
 さすがはわが友! これさえあれば無事に九州へ上陸できるってもんだ!
 
さて、関門トンネルを通過し
九州上陸!
 
なんだか、あっという間に大分へ。
 
大分駅も機関区やら客貨車区などもある鉄道管理局門前の大駅だったけど
高架化の真っ最中。
 
味気ない無味乾燥としたホームが一部に姿を現しつつも
堂々の地上駅に到着。
 
東京から長躯1000km ようやく日本の成長とともにあった
九州特急 「富士」号はその歩みを止めました。
 
本当におつかれさま。
ありがとう「九州特急 富士 号」
最期に、引き上げる富士号
 
このあと、駅前で写真をとって、駅内食堂で「やせうま」「からあげ」を食べ 大分の観光気分を満喫し
新幹線で帰京しました。
その日のうちに東京駅までついてしまう。
これが21世紀の旅なら、置いてきてしまった旅愁は
もう二度ともどらないということを
実感した、のなゆう総裁でした。
 
九州特急紀行 おしまい。
 
 
 
 
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